
夏は台風や雷による停電が起こりやすい季節。
「冷蔵庫の中身がすぐ傷んでしまうのでは…」
そんな不安を感じる方も多いのではないでしょうか?
特に気温が高い夏は、停電後に庫内の温度が上がるスピードがとても早くなります。
今回は、保冷時間の目安と、事前にできる対策をご紹介します。
✅ 夏の停電時、冷蔵庫は何時間もつ?
夏(室温30℃以上)の場合、保冷時間は次の通りです。
🔹 冷蔵室
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ドアを閉めたままでも2〜3時間程度で5℃以上に上昇
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中が空に近い場合は2時間程度で温度が上がります
🔹 冷凍室
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詰め物が多い場合でも8〜12時間程度で凍結がゆるむ
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空が多いとさらに短くなります
このため、停電が発生したらできるだけドアを開けないことが最優先です。

✅ 食品を守るためのポイント
夏は2時間以内の判断がカギです。
長引きそうなときは早めに行動しましょう。
🌟 事前準備
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冷凍庫に凍らせたペットボトルや保冷剤を常備する
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食材を詰めておく(空間が多いと冷気が逃げやすい)
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常温保存できる食品の備蓄
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小型発電機や非常用電源
長期停電に備える場合に便利です。 -
クーラーボックス
冷蔵庫から食品を移し替えて保冷することもできます。
🌟 停電時の行動
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冷蔵庫をなるべく開けずに様子を見る
(10秒開閉で庫内温度が3~5℃も上昇すると言われています) -
停電が長引くと判断したら、保冷剤や氷を冷蔵室に移す
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どうしても開ける場合は必要な物を一度に取り出す


✅ 食品の安全確認
停電復旧後、庫内温度が4℃以上になっていた時間が長い場合は腐敗のリスクが高くなります。
特に生肉・生魚・乳製品は、
「冷たさが残っているか」
「においや見た目が変わっていないか」
を確認し、不安があれば廃棄するのが安全です。
🏠 まとめ
夏の停電は冷蔵庫にとって最大の試練です。
冷蔵室は2〜3時間、冷凍室は8〜12時間程度が保冷の目安。
事前に保冷剤を準備し、冷蔵庫を開けない工夫がとても大切です。
山田電気商会では、停電に強い省エネ家電や防災用品のご相談も承っています。
地域密着で、大村市の皆さまの安心をサポートいたします!
